「ユニットバスがなんかいいらしいけど、ホームページを見ても具体的にどういいかわからない」と思っていませんか?
ユニットバスは経済的に良いと聞くけど、どんな機能があるかホームページを見てもわかりにくいのが現状ではないでしょうか。
ユニットバスをリフォームする前に知っておいて欲しいことは6つあります。
です。
お風呂のリフォームは大掛かりな工事なので、慎重に検討してリフォームしたいですよね。
この6つの内容をしっかり把握して、最後まで読んでもらえれば、リフォームする際に失敗することがなくなります。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
まずはお風呂をリフォームする前に自分の浴槽の種類を確認しましょう。お風呂の浴槽の種類には以下の2種類があります。
ユニットバスと在来浴室では工事内容や予算に違いがあるので、事前に自分がどちらのタイプの浴槽かチェックしておきましょう。
現在日本の浴室でもっとも使用されているのがユニットバスです。ユニットバス(システムバス)は浴槽・壁・床・天井がセットになっている浴室の名称です。
比較的、新しい家に導入されていることが多いです。
在来工法で作られた浴室を在来浴室といいます。在来工法とは、浴室そのものを手作業で作り、タイルなどで仕上げる古くからの工法です。
ユニットバスと違い、間取りに合わせて作るオーダーメイドの浴室なので、広さや素材に自由度が高く、ユニットバスが普及する前の古い一軒家は、在来工法で作られた浴室の場合が多いです。
お風呂をユニットバスにリフォームする前にお風呂のサイズのチェックをしておきましょう。
なぜなら、ユニットバスには規格があり、どのサイズを導入するかによって費用が変わってくるからです。
例として、有名なTOTOのユニットバス「サザナ」のNタイプで価格を比較してみましょう。
TOTO サザナ(sazana)Nタイプ
カラリと乾くカラリ床などうれしい機能を備えたお求めやすいベーシックタイプ
型番 | 坪 | タイプ | 価格 |
---|---|---|---|
1116 | 0.75坪サイズ | Nタイプ | 約70万円~ |
1717 | 1坪サイズ | Nタイプ | 約90万円~ |
1624 | 1.5坪サイズ | Nタイプ | 約130万円~ |
参考:TOTO タイプと価格一覧
見てわかる通り、金額に開きがあります。0.75坪タイプの1116から1坪タイプの1717で価格差が約20万円もあります。1116と1624では約60万円の価格差です。
サイズによって用意する予算が大幅に変わるので事前に自分がユニットバスにリフォームするときにはどのサイズになるのかお風呂のサイズを知っておきましょう。
サイズがわかったらユニットバスのリフォーム費用の相場を事前に知っておきましょう。
相場がわかれば自分がどのメーカーのどれぐらいのグレードのユニットバスを導入すべきかがわかるからです。
今回もTOTOのサザナ(sazana)で比較していきましょう。
サザナにはPタイプ、Tタイプ、Sタイプ、Nタイプ、Fタイプ(ベンチタイプ)の5タイプがあります。
それぞれのタイプの説明は以下のとおりです。
Pタイプ |
---|
ハイグレードプロタイプ |
ワンタッチで使いやすい2WAYタッチ水栓などサザナの気持ちよさを追求した機能が満載のハイグレードタイプ |
1616 1坪サイズ |
約130万~ |
Tタイプ |
---|
多機能タイプ |
お掃除ラクラクほっカラリ床や水栓デザイン、収納力にもこだわったあるとうれしい機能満載タイプ |
1616 1坪サイズ |
約110万~ |
Sタイプ |
---|
スタンダードタイプ |
お掃除ラクラクほっカラリ床などサザナの代表機能が充実したスタンダードタイプ |
1616 1坪サイズ |
約100万~ |
Nタイプ |
---|
ノーマルタイプ |
カラリと乾くカラリ床などうれしい機能を備えたお求めやすいベーシックタイプ |
1616 1坪サイズ |
約80万円~ |
Fタイプ |
---|
ベンチタイプ |
バスタイムの楽しみ方や浴槽への移乗がラクなベンチタイプ |
1616 1坪サイズ |
約150万~ |
一覧で比較する場合はこちら
Pタイプ | Tタイプ | Sタイプ | Nタイプ | Fタイプ |
---|---|---|---|---|
ハイグレードプロタイプ | 多機能タイプ | スタンダードタイプ | ノーマルタイプ | ベンチタイプ |
ワンタッチで使いやすい2WAYタッチ水栓などサザナの気持ちよさを追求した機能が満載のハイグレードタイプ | お掃除ラクラクほっカラリ床や水栓デザイン、収納力にもこだわったあるとうれしい機能満載タイプ | お掃除ラクラクほっカラリ床などサザナの代表機能が充実したスタンダードタイプ | カラリと乾くカラリ床などうれしい機能を備えたお求めやすいベーシックタイプ | バスタイムの楽しみ方や浴槽への移乗がラクなベンチタイプ |
1616 1坪サイズ | 1616 1坪サイズ | 1616 1坪サイズ | 1616 1坪サイズ | 1616 1坪サイズ |
約130万~ | 約110万~ | 約100万~ | 約80万円~ | 約150万~ |
同じ1616の1坪サイズでもハイグレードのPタイプとNタイプでは約50万円も価格差があります。リフォーム前にどんな機能が欲しいか事前に確認して予算を用意しておきましょう。
ユニットバスは各社から発売されています。
会社によってユニットバスの特徴も様々なのでここではメジャーな商品だけ簡単に紹介していきます。
一戸建て用
サザナ:約60〜130万円
シンラ:約100〜230万円
集合住宅用
マンションリモデル:約45〜96万円
一戸建て用
スパージュ:約100~290万
リデア:約82〜160万円
集合住宅用
リノビオV:約85〜180万円
一戸建て用
オフローラ:約60〜112万円
集合住宅用
MR:約64~74万円
一戸建て用
PREDENCIA:約100〜160万円
GRANSPA:約40万~
集合住宅用
Emelord:約57万~
広ろ美ろ浴室:約71〜150万円
一戸建て用
エブリィ:約61〜150万円
集合住宅用
ヴィタール:約60〜120万円
一戸建て用
アクリアバス:約65〜170万円
一戸建て用
ユアシス:約56〜100万円
一戸建て用
Rucureルクレ:約91万~
フェリテプラス:約72〜166万円
集合住宅用
LL/LAシリーズ:約47〜68万円
ユニットバスは、自分の生活スタイルやインテリアに合わせて選ぶようにしましょう。どれが自分に一番合うユニットバスかわからない場合は、いちどリフォーム会社に問い合わせて聞いてみてください。
ユニットバスリフォームする前に気を付けるポイントがあります。それはユニットバスのオプションです。代表的なものを挙げると
などです。特に「保温・断熱材」は浴槽の水温に関係するので、使い方によってはランニングコストを軽減できる場合があります。
ユニットバスのリフォームは大きな工事ですので、リフォーム後の修正が難しいです。
最初に自分が必要な機能や理想の浴室をある程度イメージしておき、準備ができてからリフォームしましょう。
リフォームでおすすめのオプションについては「※現在執筆中です」で紹介していますので、合わせて確認してください。
おしゃれにしたい場合気を付けたいポイントは3つです。壁紙、浴槽の材質、床材です。視覚的に目立つ部分の見た目を気を付けることでおしゃれに見せることができます。
浴室の内装については「※現在執筆中です」に書いていますので、合わせてご覧下さい。せっかくのリフォームなので、おしゃれにしたい浴室。ぜひ壁紙浴槽の材質、床材に気を使ってみてください。