お風呂を清潔に保ちたいというニーズから、お風呂リフォームで不要なものを取り外す傾向があります。
そんな中浴槽の脇にあるカバー部分を指す「お風呂のエプロン」もその対象になっています。浴槽エプロンはバスタブに付いており、清潔にすることが難しいという問題があります。
そのため、最近はエプロンなしのお風呂が注目されています。
今回は、浴槽のエプロンの役割とエプロンなしの浴槽のメリット・デメリットについてご紹介いたします。
お風呂の脇についているエプロンは、お風呂の掃除やメンテナンスをしやすくするために付けられています。お風呂の形が複雑で汚れがたまりやすいため、エプロンでカバーして水や汚れの侵入を防ぎます。
また、一部のお風呂ではゴムホースを接続するためのスペースを確保するためにも必要です。
一方、「エプロンなしのお風呂」は側面が完全に取り付けられていて、カバーとして外せないタイプのお風呂を指します。
お見積もりはこちらから浴槽エプロンなしのメリットは、以下の通りです。
通常の浴槽エプロンは使用時の汚れを軽減することを目的としてます。
その為エプロン内部はエプロンを外して掃除する必要があります。
しかし、エプロンなしの場合は側面が一体成型されているため、掃除の手間が大幅に省けます。
エプロンを取り付けるためのスペースも必要なく、浴槽のデザインに制限がなくなるのも魅力です。
また、エプロンによる水濡れリスクもなくなるため、浴槽周りのカビや汚れを防ぐことができます。
スタイリッシュなデザインに仕上げることができる浴槽エプロンなしのメリットは、浴槽にスペースを取られず、デザイン性が向上することです。
エプロンは浴槽の脇に取り付けられるため、取り付けスペースが必要になります。
しかし、エプロンなしの場合、浴槽の側面が一体成型されているため、スッキリとしたデザインに仕上げることができます。
これにより、おしゃれなバスルーム空間を実現できます。
お見積もりはこちらから浴槽エプロンなしのデメリットは、以下の3つがあります。
エプロンを外すことができないため、浴槽内部にたまった水垢や汚れを取り除くことが難しくなります。また、浴槽内部に異物や毛髪が入り込んだ場合にも、取り出すことが困難になる可能性があります。
これらの問題を解決するためには、専門業者による定期的なメンテナンスが必要になる場合があります。(※通常の使用時にはあまり気にすることがないものなので、一度設置した後は心配する必要がないかと思います。)
エプロンがないため、浴槽の底や側面の隙間から水が漏れ出る可能性があります。特に古い浴槽の場合、密封性が低下していることがあり、漏水が起こりやすくなります。
また、漏水が続くと、周囲の床や壁に水濡れが広がり、カビや腐食の原因になることもあります。漏水のリスクを最小限に抑えるためには、浴槽の設置やメンテナンスに専門家を頼むことが大切です。
エプロンがない場合、内部の配管や配線などが露出してしまうため、美しく仕上げるためにはユニットバスなど専用の設備を使って新たに壁を設置する必要があります。そのため、工事費が高額になることがあります。
また、DIYでの設置は難しく、専門業者に依頼する必要があるため、費用がかかるというデメリットがあります。
お見積もりはこちらからリフォーム前には、お風呂の形状や寸法、排水口の位置、水栓の位置などを確認して、リフォームが可能かどうかを確認することも重要です。最後に、リフォーム業者を選ぶ際には、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
エプロンなしのお風呂リフォームについてのまとめです。
エプロンなしのお風呂リフォームは、内部メンテナンスが困難になる、水濡れのリスクがある、設置費用が高くなるなどのデメリットがあります。
しかし一方で、見た目がスッキリしておしゃれな空間になる、カビや汚れの心配が少なくなる、収納スペースが増えるなどのメリットもあります。
リフォーム前には、水漏れや配管の問題がないか確認すること、また、メンテナンス方法や水濡れ対策を考慮することが大切です。エプロンなしのお風呂リフォームを検討する際は、自分のライフスタイルや好みに合わせて選択することが重要です。
お風呂場は汚れやすいなので、エプロンなしにすることでその負担が減るのは助かりますね。
TEPPAN REFORMでは、お風呂・キッチンなどの各種リフォームを承っております。リフォームの事でわからない点がありましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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