キッチンリフォームにおける背面収納の重要性とメリットとは？

公開日：2023年6月5日 更新日：2024年4月25日

近年、団欒しながら料理ができる対面式のキッチンが人気です。

対面キッチンは、リビングダイニングからも見えるため背面収納にも工夫を凝らしたいですよね。

背面収納は、収納スペースを増やすだけでなく、キッチンの美しさを引き立てる役割を果たしてくれています。

また、効率の良いキッチンを作るためにも背面収納が役に立ちます。

今回は、デザイン性にも機能性にも優れた背面収納を作るために、人間工学の寸法などをご紹介しましょう。

ぜひキッチンリフォームの参考にしてみてください。

背面収納の役割とは

キッチンの背面収納は、収納スペースを増やすことができるだけでなく、

キッチンの使い勝手がよくなり、料理に必要な道具や食材をすぐに手に取ることができます。

また、背面収納にディスプレイスペースを設けることで、お気に入りのアクセサリーやキッチングッズを飾ることも可能です。

背面収納は、キッチンリフォームの際に重要な要素の一つであり、美しさと機能性を両立させることができます。

背面収納の種類

• オープンシェルフタイプ

オープンシェルフタイプの背面収納は、背面に棚板を取り付けた形式の収納方法です。

食器や調理器具をディスプレイし、キッチンの美しさを引き立てる効果があります。

取り出しやすく、料理の際に必要な道具をすぐに手に取ることができます。

ただし、整理整頓に気を配り、必要な物だけを選んで収納することが大切です。

オープンシェルフタイプの背面収納は、キッチンのアクセントとしておすすめです。

• ガラス戸タイプ

見せる収納としてキッチンのアクセントとなり、美しさと実用性を両立させることができます。

ガラス戸タイプの背面収納は、食器やグラスなどをディスプレイし、見せる収納としての効果があります。

また、汚れやホコリから守ることもできます。

さまざまなタイプのガラス戸があり、キッチンのインテリアに合わせて選ぶことができます。

ただし、ガラス戸は割れやすいため、取り扱いには注意が必要です。

美しさと実用性を両立させ、キッチンのアクセントとしておすすめです。

• スライド扉タイプ

扉がスライドする形式の収納方法で、収納物を隠し、見せない収納としての効果があります。

清潔感を出し、開閉がしやすく、キッチンのスペースを有効に活用できます。

ただし、スライド扉の開閉にはスペースが必要になるため、設置場所には注意が必要です。

また、オープンセルフに比べると調理器具や食材を取り出しにスライド扉の開閉の作業が加わるという点があります。

メリット

• 収納スペースを増やすことができる

背面収納の最大のメリットは、キッチンの収納スペースを増やすことができることです。

壁面を有効活用することで、収納スペースを大幅に増やすことができます。

棚板や引き出し、扉などのバリエーションがあり、

必要に応じて使い分けることで、より効率的な収納を実現することもできるでしょう。

背面収納を取り入れることで、スペースの有効活用を図り、使い勝手の良いキッチン空間を実現できます。

• キッチンの美しさを引き立てる

背面収納を設置することで、無駄なスペースがなくなり、キッチンがすっきりとした印象になります。

また、背面収納には、おしゃれなデザインのものも多数あり、

キッチンが美しくなれば、家全体の雰囲気も良くなります。

さらに、キッチンが綺麗に整理整頓されていると、

調理する際にもストレスを感じずに行うことができ、家事がより快適になるでしょう。

背面収納は、キッチンの美しさを引き立てるだけでなく、

家事の効率化にも繋がるため、キッチンリフォームの際には検討する価値があります。

• アクセサリーを飾ることができる

背面収納のもう一つのメリットは、アクセサリーや調味料などを飾ることができる点です。

オープンシェルフタイプの背面収納を設置することで、キッチンにあるアクセサリーをディスプレイすることができます。

例えば、キッチンツールやカトラリーなどを飾ることで、インテリア性も高めることが可能です。

また、お気に入りの調味料やスパイスを並べることで、調理がより楽しくなるでしょう。

背面収納には、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。

美しい飾り棚を作ることで、キッチンの雰囲気をアップさせることもできます。

背面収納を使って、キッチンのインテリア性を高め、快適で魅力的な空間を作り上げましょう。

人間工学に基づいた高さ寸法

キッチン作業台

作業台の高さは、身長に合わせて決めることが大切です。

【身長÷2＋5(cm)】の高さが使いやすいとされています。

家族や最も使用する方の身長に合わせて作業台の高さを選ぶことで、手元に力が入りやすく、作業が楽にはずです。

高さのある収納棚

キッチン収納は、この高さの範囲内に収納スペースを設けることで、効率的かつ快適に収納作業ができるようになります。

人が無理せずに手の届く高さは【身長×0.9〜1.2cm】です。

しゃがんで収納する場合は身長の【身長×0.6〜0.7cm】が適切です。

高い位置の収納スペースやしゃがんで収納するスペースには、たまにしか出し入れしないものを収納するようにしましょう。

また、日常的に使うものは手の届く範囲に、使わないものは高い位置に収納するのが効率的です。

機能的な背面収納をつくる基本ポイント

• ジャンル別に分けて上手にストック管理

キッチンの収納を効率的にするためには、収納したいグッズをジャンル別に分けることが重要です。

食材、食器、調理器具、消耗品、製菓グッズなど、大きくカテゴリーを分けて整理しましょう。

これにより、使っているものと使わないものを整理でき、キッチンをスッキリとした印象にすることができます。

• 収納スペースが増えすぎないように

背面収納は収納スペースを増やすメリットがありますが、必要なものを整理整頓することが重要です。

引き出しや仕切りを使い、デザインや色をキッチンに合わせることで美しさと機能性を両立できます。

整理整頓を心がけ、キッチンライフを快適にしましょう。

• 背面収納のデザインに合わせてキッチン全体のコーディネートを考える

背面収納を設置する際には、キッチン全体のコーディネートを考えることが重要です。

壁の色や素材、床の材質などに合わせて背面収納のデザインを調和させ、

スペースやレイアウトに合わせて形やサイズ、カラーを選びましょう。

背面収納を設置することで、キッチン全体が統一感のある美しい空間になります。

背面収納のデザインに合わせてキッチン全体のコーディネートを考えることで、

より快適で美しいキッチンライフを楽しむことができます。

まとめ

背面収納は、収納棚の素材やレイアウト、デザインによってキッチンの使い勝手だけでなく、

リビングダイニングからの印象も大きく変わってきます。

毎日使うキッチンですので、より効率的でわくわくするおしゃれな空間にしたいですよね。

お好みや使い勝手に合わせた収納量やデザインを実現するために、

今使っているキッチンの不便さを考えてみるとヒントがみつかるかもしれません。

もし既製品で、ご希望の収納が見つからない場合などは、TEPPAN REFORMで造作棚を導入するのがおすすめです。

これにより、デッドスペースを有効活用しながら、おしゃれで実用的なキッチン空間を実現できます。

TEPPAN REFORMでは、キッチン・お風呂などの各種リフォームを承っております。リフォームの事でわからない点がありましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。