長年、使ってきたキッチンの使い勝手が悪くなった気がするんです。
と、リフォーム相談中におっしゃられる方がおられますが、60代以上の方からの同じ相談が多いように思います。
お話を聞いていくと、最近腰の調子が・・や、昔のように長時間立って調理するのがしんどく感じるようになったなど、ご自身の身体の変化から、違和感を感じてる方もいらっしゃいます。
2世帯住宅のおうちの若い世代の方からの、ご相談はご両親のおうちの台所の火の元が心配というお話しもあります。
ここからは、ご高齢の方にも安全で快適に使いやすいキッチンリフォームについてお話ししていきますね。
お見積もりはこちらから特に多い事故は、ガスコンロの消し忘れ、やけど。
着衣への着火や食器を落とし、割ってしまうなどです。
ご高齢の方がいらっしゃるご家庭が、火事のご心配をされたのが、きっかけでリフォームの依頼をいただくケースが多いです。
火を使わずに調理ができるIHの場合、消し忘れたとしても着火のおそれがないため安全です。
掃除が楽になるというのも、快適に使うために大切なポイントになります。
お見積もりはこちらから長く使ってきたからこその不満もあるでしょう。
作業台の位置が高すぎる、低すぎるだったり、IHに変えたいけど火力が心配だったり、と細かく言えばいろいろ不便さを感じていたということに気づくのではないでしょうか。
キッチンリフォームをするにあたっては、今現在の、体力や状況で考えるのではなく60代を過ぎれば、もう少し先の70代・80代になったときのことや、ご同居のご家族の希望も含めてよく相談の上、すすめることが、後悔しないポイントになってくるでしょう。
では、ここからはシニア世代にあうキッチンは、どんなキッチンなのかお話ししていきましょう。
視力の衰えもあり、手元の細かいところがどうしても見えづらくなってしまうのです。
壁付キッチンを選ばれる場合は、窓を設置し、外からの光が入る場所で作業をすることで、確認しずらい細かい手先も見えやすくなりますので、おすすめです。
サイズ感と、高さについては、
1日の中でお台所にいる時間は、どのくらいだと思いますか?
朝、昼、晩と1回、1回はそこまでに感じませんが、実は、なんとトータルでは、1日の約4分の1の時間を、お台所で過ごしている方がほとんどとなります。
立ち仕事になりますので高すぎても低すぎても体に負担になりますので、リフォームの際は、ご自身にあった高さで注文をすることが大切です。
ここも、重要ポイントになってきます。
お台所は場所柄、水はねや油はねが、拭き取られずに残っていると転倒事故を起こす可能性も出てきます。
ご家庭内でシニアの方が転倒事故を起こしやすい場所は、居室、お台所、洗面所、お風呂場です。
最近では、定期的に自動洗浄機能がついている換気ファンなども出来ていますので、最新の設備へ変えたり、ご自身の身体への負担がかからないものを、リフォーム時に選ばれるといいかと思います。
お見積もりはこちらから高齢者の事故のうち、ご家庭内で起きる事故と屋外で起きる事故は、どのくらいの割合だと思いますか?
半々くらい?いえいえ、じつは7:3でご家庭内でおこる事故の方が多いんですね。
その家庭内の事故の起こりやすい場所は、件数が多い順で、居室、台所とキッチンは2番目に転倒事故が起こりやすいと言われています。
その次が、洗面所、お風呂と続いていることから、水回りは、特に注意した方がよさそうですね。
1日の中で、お台所でいる時間が長い上に、ほぼほぼ、立ちっぱなしでお料理や片付けをする場所になりますので、若い時は、感じなかった腰の痛みや身体の疲れを感じるようになったという話は、よく聞きます。
お見積もりはこちらから火災と転倒事故この2つが、リフォームをした方がよい一番の理由です。
もちろん、ご相談にこられリフォームに取り掛かろうとするシニア世代でこういうキッチンでお料理がしてみたかったという理由でご検討される方もいらっしゃいますが、実際お話しを進めていくと今後のことも考えて、火のでない方がよいのでIHにかえたいや、移動の動線となる場所に手すりをつけておこうともお考えされるケースも多いですね。
お見積もりはこちらからガスコンロキッチンで一番怖いのは、火の不始末による火事です。
それを防ぐ意味でも、IHコンロがおすすめです。
Hコンロは火を使わず電気で加熱するため、直接火を扱うことがありません。
また、IHコンロはガスコンロよりお手入れが簡単で、掃除の負担も減らせます。
IHコンロ、ガスコンロどちらを使う場合でも、消し忘れ防止機能が付いた製品に交換するのをおすすめします。
高齢になると水栓を開け閉めする動作に力がいるため、水を出すのもひと苦労です。
そのような場合は、水栓をレバーハンドル式に交換しましょう。
レバーハンドルなら力を入れずに水栓を開け閉めできます。
左右にレバーを動かすだけでお湯・水を切り替えられるため、温度調整がしやすいのも利点です。
また、座った状態で操作するなら、シャワーヘッドのように伸ばせる水栓や、タッチレス式の水栓もよいでしょう。
調理中は水・油が飛び散りやすく、床が滑りやすくなります。
転倒防止のために、滑りにくい床に張り替えましょう。
特に、耐水性に優れたコルクタイルが最適です。
また、転倒しても衝撃が少ないクッションフロアを選ぶのもよいでしょう。
クッションフロアは汚れが落ちやすいため、掃除の負担も減らせます。
お見積もりはこちらから年齢を重ねることにより今まで使っていたキッチンの使い勝手が悪くなってきた方や、火の元の心配で、キッチンのリフォームを測りたいと思うシニア世代の方や、そのお子様世代の方からすれば、お父様お母様が心配でお考えの方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事を、参考にしていただき、お家での事故をおこさないキッチンを目指してみてください。
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