水周りリフォームを考えている方は必見!
浴室やトイレなどの水周りリフォームに対して、補助金を支給しています。
今回は、水周りリフォーム補助金制度の概要や申請方法を紹介します。補助金を上手に活用して、より快適な水周り空間を手に入れましょう。
浴室リフォームに関する補助金制度があります。
具体的には、バリアフリー化や省エネ化、機能性の向上など、浴室の改修によって健康や生活環境の改善に貢献するものが対象となります。
まず行いたいお風呂リフォーム工事が、補助金制度を利用できそうかどうかを確認しましょう。
これらの工事を行う場合には、補助金制度が利用できる場合があります。
ではどんな補助金制度があるのかを見ていきましょう。
お風呂リフォームで利用できそうな補助金制度には大きく分けて3つあります。
介護保険制度は、要支援・要介護認定を受けた人を対象としている制度です。
お風呂リフォームをする場合は「介護保険を使った住宅改修」となります。住み慣れた家を安全にするために、介護スペースの確保や必要な改修を行うことが目的です。
期間は限定されておらず、介護保険を使ってリフォームを行うことができます。
【条件】
利用者が要支援・要介護認定を受けていて、改修を行う住宅に居住していること
※利用者が入院、福祉施設等に入居している場合は対象外
【補助金額・補助率】
介護保険を利用したお風呂リフォームでは、利用者の所得に応じて7~9割が支給されます。補助金の上限は20万円で、最高18万円が支給されます。
一人につき1回までとなりますが、20万円以内であれば複数回に分割して利用可能です。
補助金は工事完了後に償還払い方式で支払われるため、工事費用を全額支払ってから申請することになります。
【補足】
上限20万円を使い切ってしまった場合でも、次に該当すれば再度上限20万円まで利用できる場合があります。
【注意点】
介護保険を利用する場合は、ケアマネージャーを通じて申請します。要支援・要介護認定を受けていない場合は、地域の役所や地域包括センターに相談してください。
お見積もりはこちらから「こどもエコすまい支援事業」という補助金制度は、18歳未満の子育て世帯や40歳未満の若者夫婦世帯に手厚い補助金が出る制度です。
注文住宅を新築する場合や、新築住宅を購入する場合は、子育て世帯・若者夫婦世帯しか使えませんが、リフォーム工事の場合は全世帯が対象となります。(子育て世帯・若者夫婦世帯には補助される上限額が拡大されます。)
お風呂リフォームで補助を受けるためには、必ず行わなければならない工事が決められており、お風呂の手すりや段差解消だけでは対象になりません。必須工事であるエコ住宅設備と一緒に手すりの設置や段差の解消工事も行うなら対象となります。
【条件】
所有者=リフォーム住宅の所有者(法人も可)、居住者または管理組合・管理組合法人
【対象となるリフォーム工事】
いずれか必須
1.窓・ドアの断熱(ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換)
2.外壁・屋根・天井・床の断熱
3.エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽・高効率給湯機・節湯水栓)
4.子育て対応改修(家事軽減・防犯性向上・生活音への配慮・キッチン対象化)
5.耐震改修
6.バリアフリー改修(手すりの設置・段差解消・廊下幅などの拡張・ホームエレベーター申請・衝撃緩和畳の設置)
7.空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
8.リフォーム瑕疵保険等への加入
このような補助金の制度がある場合、以下のように世帯ごとのリフォーム補助金の上限額が設定されています。
世帯の種類 | リフォーム対象 | 上限補助金額 |
---|---|---|
子育て世帯・若者夫婦世帯 | 既存住宅 | 60万円/1戸 |
上記以外の世帯 | 既存住宅 | 45万円/1戸 |
その他の世帯 | 安心R住宅 | 45万円/1戸 |
上記以外の世帯 | 安心R住宅以外 | 30万円/1戸 |
令和5年3月下旬~令和5年12月31日(予定)
申請期間内であっても補助金が予算上限に達した場合は、交付を打ち切ることがあるため、早めの申請が望ましいです。
「こどもエコすまい支援事業」を利用した浴室リフォームについて、どのようなリフォームが可能で、どの程度の補助金が受けられるかを詳しく説明します。
【水回りリフォームに関係する必須工事の補助金額】
工事内容 | 補助金額 | 上限額 |
---|---|---|
浴室・洗面所等の水回りリフォーム | 補助対象費用の1/3 | 30万円 |
設備交換工事(配管、給湯器等) | 補助対象費用の1/3 | 30万円 |
節水型トイレリフォーム(トイレの省エネ化、ウォシュレット設置等) | 補助対象費用の1/2 | 30万円 |
【水回りリフォームに関係する任意工事の補助金額】
以下に、こどもエコすまい支援事業における水回りリフォームに関係する任意工事の補助金額を表にまとめます。
項目 | 補助金額 |
---|---|
エコキュートの設置 | 20万円 |
ソーラーシステムの設置 | 20万円 |
床暖房の設置 | 20万円 |
窓の断熱改修 | 10万円 |
外壁・屋根の断熱改修 | 10万円 |
ガス給湯器の設置 | 10万円 |
ガスコンロの設置 | 10万円 |
なお、これらの任意工事の補助金額は、補助対象費用の1/2で上限が示された金額となります。また、上限額を超える場合でも、補助金額は上限額内での支給となります。
申請は施主ではなく、リフォーム工事を請け負う施工業者が行う必要があります。
申請には工事発注者の確認書類が必要で、勝手に申請して補助金を受け取ることはできません。交付金は施工業者宛に支払われます。
工事代金から補助金額を差し引くことを施工業者と取り決めておく必要があります。また、申請はリフォーム工事が完了してから行う必要があります。
※補助金申請の詳細については、国土交通省のホームページを参照してください。
お見積もりはこちらから自治体の制度は、その条件や補助金額などさまざまです。お住まいの自治体に相談しましょう。
ここでは最新の神戸市お風呂リフォーム補助金について解説しました。
お風呂リフォームは費用が高額になるため、制度を利用できる条件を確認し、積極的に利用することが重要です。
自治体や国の補助金・助成金制度を利用する際は、申請前に窓口や施工業者に相談することがお勧めです。
着工後に申請した場合、認められない場合がありますし、自治体が予算を使い切ってしまい申請期限前に打ち切ることがあるからです。早めに申請することが大切です。
TEPPAN REFORMでは、お風呂・キッチンなどの各種リフォームを承っております。リフォームの事でわからない点がありましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。