お風呂・キッチン・水回りのリフォームならテッパンリフォーム

  • 電話番号
  • LINEからお問い合わせ
  • リフォーム相談

家庭における追い焚き機能の効果的な使い方とメリット

家庭における追い焚き機能の効果的な使い方とメリット

最近のお風呂には当たり前に付いている「追い焚き機能」。

どんな仕組みでどんなタイプのものがあり、導入にはどのようなメリットや注意点があるのでしょうか。後から導入しようと考えた時の工事費用や、代わりとなる便利なアイテムについても解説してゆきます。

追い焚き機能とは何か、その役割とは?

追い焚きはじめ

追い焚き機能とは、お風呂の残り湯を再利用することで快適な入浴環境を維持する機能です。

水道代の節約や省エネ効果が期待できます。お湯を使った後に追い焚き機能を作動させることで、お湯の温度を上げることができます。

また、湯船の水量が多くなることで浴槽の保温効果も高まります。追い焚き機能は、電気式やガス式など様々な種類があり、家庭によって最適なタイプを選ぶことが重要です。

お風呂の追い焚き機能には、自然循環方式と強制循環方式の2つがあります。自然循環方式は、2つの穴でお湯を循環させる方法で、雑菌の繁殖が少なく、設置場所に制限があります。

強制循環方式は、1つの穴でお湯を循環させる方法で、オートタイプとフルオートタイプの2つがあり、より高機能で便利ですが、価格が高くなる傾向があります。自分に合った追い焚き機能を選ぶことが大切です。(※オートタイプに比べて約1万円~5万円程度高くなる可能性有り)

どんな人にオススメ?

どんな人にオススメ?

追い焚き機能が付いているお風呂であれば、お湯を足したり入れ替えたりすることなく簡単に沸かし直すことが可能です。生活サイクルが違う夫婦やカップル、人数の多いファミリー世帯、一人暮らしの方にとっても便利で、お湯が冷めてしまうこともありません。

また、追い焚き機能を使うことで、水道代を浪費せずに済みます。入浴中にスマホや読書を楽しんだり、長時間半身浴をしたいという方にもおすすめです。追い焚き機能があれば、お風呂でリラックスできる時間をより充実したものにすることができます。

追い焚き機能のメリット

追い焚き機能のメリット

1.温度を自由に調整できる

追い焚き機能があれば、入浴中にお湯が冷めたときに追加でお湯を沸かすことができます。そのため、温度を自由に調整でき、快適な入浴が可能になります。

2.時間と水の節約

追い焚き機能があれば、毎回新しくお湯を入れる必要がなくなります。そのため、お湯を沸かす時間や水の使用量が削減できます。

また、追い焚き機能を使えば、家族が入浴する前にお湯を沸かしておくことができるため、入浴までの待ち時間も短縮できます。

3.お風呂の汚れを落としやすくする効果

追い焚き機能を使うことでお湯が循環するため、浴槽の壁や底に付いた汚れを流しやすくなるからです。また、お湯の温度も上がるため、汚れを落としやすくなるだけでなく、衛生的にも良くなります。

4.経済的

追い焚き機能がある場合、毎回お湯を沸かす必要がなくなるため、ガス代や電気代などの光熱費を削減できます。

追い焚き機能の効果的な使い方

追い焚き機能の効果的な使い方

追い焚き機能を使うタイミングと頻度

追い焚き機能は、お湯が冷めたときや温度が下がりすぎたと感じたときに使用すると便利です。

また、お風呂上がりに短時間でお湯をためたいときにも役立ちます。頻度としては、使用状況や好みによって異なりますが、1日に数回程度から1週間に1回程度の使用が一般的です。

ただし、使用頻度が多い場合は給湯器の寿命が短くなることがあるため、適度な使用を心がける必要があります。

追い焚き機能を使う前の注意点

上記の注意点を守ることで、追い焚き機能を安全かつ効果的に使用することができます。

追い焚き機能の使い方のコツ

  1. 給湯器や追い焚き機能の取扱説明書をよく読んで、正しい使い方を把握する。
  2. 開始前に必ず水位を確認し、水量が不足していないことを確認する
  3. 使用前に、シャワーや湯船の排水栓をしっかりと閉める
  4. 使用中は、他の水回りの使用を控える
  5. 時間を守って終了させる。設定時間を超過すると、湯船からお湯が溢れることがあるため、注意が必要です。

以上の点に留意することで、追い焚き機能を安全に、かつ効果的に使うことができます。

追い焚き機能のデメリットと注意点

追い焚き機能のデメリットと注意点

エコポイント還元制度の終了によるコスト面の問題

追い焚き機能のエコポイント還元制度は終了しましたが、エコポイント還元前と比べて価格が大幅に上昇したわけではありません。

しかし、追い焚き機能の使用による光熱費の増加など、長期的なコスト面の問題も考慮する必要があります。

エコポイント還元制度が終了しても、省エネ効果が高く燃費の悪化を抑えられる新しい機能が追加された機種の導入も検討することをおすすめします。

追い焚き機能を使いすぎると燃費が悪くなる問題

これは、追い焚き機能を使用する際に使用する水量や熱量が増えるため、エネルギーの消費が増加するからです。そのため、追い焚き機能を効率的に利用するためには、必要以上に使用しないことが重要です。

また、使用する際には、水量や温度の調整など、効率的な使い方を心がけることが大切です。

追い焚き機能を使う際の注意点

  1. 水温に注意する:追い焚き機能を使うと水温が上昇するため、熱すぎる場合は水道水を加えて調整しましょう。
  2. 使用頻度に注意する:頻繁に使いすぎると燃費が悪くなるため、必要な場合にのみ使用するようにしましょう。
  3. 故障に注意する:追い焚き機能は機械的な部品を多く持っているため、定期的なメンテナンスが必要です。また、異常な挙動を感じた場合は早めに修理するようにしましょう。

これらの注意点を守ることで、安全かつ効果的に追い焚き機能を利用することができます。

追い焚き機能の後付けはできる?代わりの方法は?

追い焚き機能の後付けはできる?代わりの方法は?

これについては持ち家の場合と賃貸住宅の場合で答えが変わってきます。

持ち家

住んでいる家に追い焚き機能がなくても、後から追加することはできます。

一戸建てなら自分で進めることができますが、マンションの場合は管理組合に申請が必要です。

ただし、工事には費用がかかります。

追い焚き機能が付いた給湯器に交換する場合、費用は20万円〜40万円ほどになります。

しかし、浴槽に穴が開いていない場合は、穴を開けて配管を通す必要があるため、費用は30万円〜60万円ほどになります。

浴槽の素材が木や石でできている場合は、浴槽を交換する必要があり、費用はさらに高額になります。

事前に見積もりを取り、費用を把握してから工事を進めるようにしましょう。

賃貸物件

賃貸物件では、自分の意思で勝手に追い焚き機能を取り付けたり、給湯器を交換したりすることはできません。部屋は大家さんの所有物であり、許可なしに工事を行うことは大家さんから多額の賠償を請求される可能性があります。

もし追い焚き機能が必要であれば、事前に大家さんに相談し、許可を得るようにしてください。

ただし、追い焚き機能のついた物件を探すことも考えられます。そうすれば、自分で工事をする手間もかからず、トラブルのリスクも低くなるでしょう。

追い焚き機能を付けたくても付けられない場合は…

追い焚き機能を付けたくても付けられない場合は…

工事費が高額すぎて払えなかったり大家さんの許可を得られなかったりという場合に使える、代わりとなる手段もいくつかご紹介します。

「簡易追い焚き機」

電気で湯船を温めるタイプの追い焚き器は、工事不要で賃貸物件でも使用できるため手軽に導入できます。価格は2万円~4万円程度ですが、電気代がかかる上、温まりに時間がかかり、入浴剤が使えないものもあります。

それでも、追い焚き機能の必要性を感じる場合は選択肢の一つとして考えられます。

「風呂湯保温器」

追い焚き機能付き、電気式、電子レンジ式があります。特に電子レンジタイプはなかなかの保温力があります。電子レンジで温めるのに1回あたり2.5円ほどの電気代がかかりますがランニングコストとしてはお安いと言えるでしょう。

手軽に旅先にも持ち歩くことができ、漏電などの心配がなく安全性が高いのも魅力です。とは言え、これはその名の通りあくまでお湯を保温するためのもので、温め直すためのものではないということは念頭に置いて活用しましょう。

また、賃貸物件においては、大家さんの許可を得ずに工事を行うことは避けるべきでしょう

まとめ

まとめ

追い焚き機能のメリットは、お風呂に入る際に水道を使ってお湯を張る必要がなく、またお湯の温度も一定に保たれるため、快適な入浴時間を過ごすことができることです。

また、節水効果があり、水道代の節約にもつながります。効果的な使い方としては、お湯の残量に合わせて追い焚き機能を利用し、あまり多く使用しないことが大切です。

入浴前に使用することで、湯船の温度を一定に保ち、快適な入浴時間を過ごすことができます。ただし、適切な使い方をすることが重要であり、使用頻度や時間には注意が必要です。

TEPPAN REFORMでは、お風呂・キッチンなどの各種リフォームを承っております。リフォームの事でわからない点がありましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。

理想のお風呂を適正価格で。無料お見積もりはこちらから。

お風呂・キッチンなどリフォームのご相談・お見積りはお気軽にどうぞ。