理想的なお風呂と言えば
「お風呂に窓があって綺麗な景色を眺め湯船に浸りながら疲れを癒す」
そのようなイメージが頭に浮かびますよね。しかし、本当にお風呂に窓は必要でしょうか。
お風呂リフォームの窓には4つ選択肢があります。
今回は、窓を設置することで得られるメリットや同時にデメリットや注意点についても詳しく解説します。
また、窓の種類や設置場所、費用や工事の流れなど、リフォームを進める上で必要な情報も紹介します。
この記事を読むことで、お風呂リフォームにおいて窓を設置するかどうかを判断するための参考となることでしょう。
さらに、窓の種類や設置場所、費用や工事の流れについても理解できます。
きっとリフォームを進める際にも役立つこと間違いなしです!!!
風呂に窓があると、換気がしやすくなります。換気扇だけだと、新しい空気が入ってこないため、湿気を取るのに時間がかかってしまいます。
窓を開けてから換気扇を使えば、早く風呂場を乾燥させることができます。その為、カビの発生を防止します。
また、換気扇が故障しても、窓があれば一時的に乾燥させることができます。
露天風呂が好きな人は多いですよね。周囲の景色を楽しめることも理由の一つですが、自然の風を感じることができることも大きな魅力です。
お風呂でエアコンの風は嫌いな人でも、自然の風は気持ちがいいと感じる傾向があります。特に体が温まっている時に風を感じると、より快適な時間を過ごすことができます。
浴室に窓がないと、常に暗く圧迫感がある状態になります。
しかし、窓があると太陽光で明るくなり、圧迫感を軽減できます。明るい時間帯に入浴すると、浴室も明るくなります。
その為、照明を使うことなく入浴ができるので、僅かではあっても電気代を節約することができます。
風呂場の窓があれば外の景色を見ることができるため、自然が豊かな場所にあったり、周りに景色を遮るものがなければ自宅やマンションなど浴室の窓から素晴らしい景色を楽しむことができます。景色を見ることでリラックス効果が期待できます。
低層階や周囲に建物がある場合には、浴室に窓を取り付けることで他人に覗かれる心配があります。窓ガラスをすりガラスにすることで、覗かれる心配は減ります。しかし、入浴中に窓を開けることはできないでしょう。
一方、覗かれる心配のない場所では、風呂場に窓を設置し、自然の風や景色を楽しむことができます。
窓ガラスが割れる可能性があることは、浴室の安全性に影響を与えます。
特に小さな子供がいる場合、事故を予防する為にも、窓ガラスがない浴室を選択することが望ましいでしょう。
また、風呂場が道路や人通りの多い場所に面している場合には、外部からの視線や侵入の危険性があるため、窓ガラスがない浴室の方がプライバシーや安全性が確保されます。
窓を開けることで風が入ってくることで新鮮な空気を取り入れることができますが、同時に塵やホコリも浴室に入ってくることがある点に注意が必要です。
特に、周囲に畑や駐車場がある場合には、風が強いと砂ぼこりや汚れも舞い上がりやすいため、浴室が汚れてしまう可能性が高まります。
また、小さな小窓が取り付けられている場合、網戸がない可能性もあります。 網戸がないと虫が侵入しやすくなります。
現在では浴室に窓がある場合、網戸も取り付けられていることが多いとは思います。
しかし設置する場合は、必ず業者に事前に確認しておくべきです。
お風呂でのリラックスタイムを快適に過ごすためにも、防音性能は重要な要素の一つです。
最近の窓は、断熱性能、防音性能共にはとても高くなりました。
しかし、壁面に比べると窓からの外気や湿気が入り込みやすく、室内の温度や湿度が確実に変化します。
さらに、窓からの外部の騒音が気になりやすくなる可能性もあります。
低層階の位置に新たな窓を設置する場合、最も重要視しなければいけないのが防犯対策です。
基本的なことは、夜間や外出時に窓を閉め忘れないようにすることです。
窓のメリットを手にいれるためには、新たなルーティーンも取り入れるべきだと思います。
室内側の浴室の窓を変更する以外では、外壁にも影響する可能性があります。
浴室のリフォームのみであれば、外壁をリフォームするまで窓をリフォームした部分が目立つことになります。
浴室の窓の変更を希望する場合は外壁のリフォームも兼ねてすることをおすすめします。
窓からの結露や水滴が床や壁に付着することがあり、カビは凸凹のある所に発生しやすいです。
窓を新たに設置すると、定期的なメンテナンスが必要になります。
新たな窓の設置場所やサイズによっては、風通しが悪くなったり、目隠しがうまくいかなかったりすることがあります。
事前に間取りや希望を業者に伝え相談することをオススメします。
お風呂リフォームで窓を設置する際の工事の流れと費用には以下のような要点があります。
これらの要点を踏まえて、リフォーム業者に相談し、適切な設置箇所やサイズ、費用を決めることが大切です。
お風呂リフォームで窓を設置する際には、建築基準法に基づく規制があります。窓の面積や高さ、位置、防火性能などが規定されているため、これらに適合するような設置計画が必要です。
また、地域によっては建築物の外観や周辺環境に配慮するような規制がある場合もあります。設置には許認可が必要な場合もありますので、事前に確認が必要です。
例えば、引き違いをはめ殺し窓に変更したり、同じ引き違いでもすりガラスに変更することが可能です。
浴室に隣接されている部屋に窓ガラスがあれば、壁をガラスやガラス戸にすることで、窓ガラスの効果を浴室に利用することが可能です。
2階や最上階に浴室がある場合、窓は屋根に設置することも可能です。
お風呂リフォームに窓を設置することで、自然光や開放感を取り入れ、湿気やカビの対策、エネルギー効率向上、防音性能の向上などのメリットがあります。
しかし、窓を設置する際には、断熱性能や許認可、設置場所や注意点、デメリットなども考慮する必要があります。
また、設置前には事例やアイデアを参考にすることも大切です。リフォーム業者との十分な相談や見積もりも必要です。窓を設置することで快適で美しいお風呂空間を実現しましょう。
TEPPAN REFORMでは、お風呂・キッチンなどの各種リフォームを承っております。リフォームの事でわからない点がありましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。